ご飯のお供やお酒のあてとして親しまれている「梅にんにく」。
市販のものは便利ですが、添加物が気になったり、少し割高に感じたりすることもあります。
自宅で作ろうとしても、生のにんにくをそのまま漬け込むとツンとした刺激や辛味が強すぎて、胃にも負担がかかりがちです。
ホットクックを使えば、蒸し板に乗せて蒸すだけで、特有のきつい辛味がしっかり抜け、まるで百合根のようなホクホクとした甘みに仕上がります。
あとは、たたいた梅干しとかつお節で和えて冷蔵庫に置くだけです。
なお、市販の梅にんにくのようなコリコリした食感にはなりません。
市販品は生のにんにくを塩と梅酢で漬け込んだもので、こちらは蒸してホクホクに仕上げる別物です。
その代わり、生のにんにく特有のツンとした刺激はきれいに抜けます。
今回は、にんにく3〜4玉分を一気に仕込み、毎日の食卓で手軽につまめる自家製「梅にんにく」の作り方を紹介します。
なお、このレシピはホットクックの手動調理(蒸し物)で作ります。
手動調理は予約ができないため、朝セットして帰宅時に完成させておく使い方はできません。
予約調理ができるメニューについては、こちらの一覧にまとめています。

【ホットクック 梅にんにくのワンポイント・アドバイス】
- 「蒸し」で栄養を残して辛味を抜く:茹でこぼさないためビタミン等の栄養が逃げず、にんにくの甘みを保ったままエグみや強い辛味だけをきれいに抜けます。内鍋に水200mlを入れ、蒸し板に乗せて手動15分で蒸します。
- 無添加&市販の半額以下で作れる:市販品(100gあたり400〜500円)と比べて半額以下で作れます。保存料や甘味料を使わず、梅干しとかつお節だけの安心な無添加常備菜が楽しめます。
- 粗熱を取って和え、一晩寝かせる:蒸したては崩れやすいため、冷ましてから調味料と優しく合わせます。冷蔵庫で一晩置くと梅の酸味と旨味が芯まで染み込み、ぐっと美味しくなります。
【ホットクック 梅にんにくの材料】
| 材料 | 分量(作りやすい分量・常備菜用) |
|---|---|
| にんにく | 3〜4玉(正味約150〜200g・20〜25片) |
| 梅干し | 4〜5個(果肉正味約40〜50g) |
| かつお節 | 1パック(約4〜5g) |
| みりん | 大さじ1(本みりんは煮切って使う。みりん風調味料はそのままでよい) |
| 醤油(または白だし) | 小さじ1〜2 |
| 内鍋用の水(蒸し用) | 200ml |
梅干しは塩分8〜10%前後のしっとりしたものが果肉を潰しやすくおすすめです。
塩分高め(15%以上)の昔ながらの梅干しを使う場合は、醤油の量を小さじ1弱に減らして調整してください。
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【ホットクック 梅にんにくの作り方】
にんにくの下処理をする
にんにくは1片ずつにばらし、根元の硬い部分を包丁で少し切り落として薄皮をむきます。
皮がむきにくい場合は、根元を切った後に水へ数分浸すか、耐熱皿に乗せて電子レンジ(600Wで10秒ほど)で温めるとスルッとむけます。


内鍋に水と蒸し板をセットする
ホットクックの内鍋に水200mlを入れます。
その上に付属の蒸し板(または蒸しトレイ)をセットし、皮をむいたにんにくが重ならないように並べます。
まぜ技ユニットは使用しないため、セットしません。


ホットクックで蒸し調理をスタート
内鍋を本体にセットし、フタを閉めます。
操作パネルで「手動で作る」→「蒸し物」を選択し、加熱時間を「15分」に設定してスタートを押します。
加熱終了後、竹串を刺してみてスーッと中心まで通れば蒸し上がりです。
蒸し板ごと取り出し、平皿やバットに広げて粗熱を取ります。


みりんを煮切って梅肉と合わせる
はじめに、使うみりんのラベルを確認してください。
「本みりん」と書いてあるものは、先に煮切ります。
「みりん風調味料」はアルコールがほとんど入っていないので、煮切らずそのまま使えます。
煮切り方は簡単です。
耐熱の小皿にみりん大さじ1を入れ、ラップはかけずに電子レンジ600Wで30〜40秒加熱し、そのまま冷まします。
ツンとした匂いが消えれば完了です。
梅干しから種を取り除き、包丁の刃先でペースト状になるまでたたきます。
ボウルに梅肉、かつお節、冷ましたみりん、醤油小さじ1〜2を入れて混ぜ合わせます。


にんにくと和えて容器に詰める
粗熱が取れたにんにくをボウルに加えます。
蒸したてのにんにくは柔らかいため、スプーンやヘラを使って形を崩さないよう優しく全体を和えます。
清潔な保存容器に移し、フタをして冷蔵庫で保存します。
半日〜一晩置くと味がしっかり馴染んで食べ頃になります。


【保存期間とおすすめの食べ方】
完成した梅にんにくは、清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で約1週間〜10日ほど日持ちします。
時間が経つほど梅の酸味とかつお節の旨味がにんにくの奥まで染み込み、味がまろやかに変化していきます。
そのままご飯のお供やおつまみとして食べるだけでなく、以下のようなアレンジもおすすめです。
- 冷奴や湯豆腐に乗せる:淡白な豆腐に梅の酸味とホクホクのにんにくが絶妙なアクセントになります。
- 蒸し鶏や豚しゃぶに添える:ポン酢代わりに梅にんにくを崩しながら絡めると、さっぱりしていながらパンチのある味わいになります。
- 納豆に1〜2粒混ぜる:梅の酸味と薬味効果で、毎朝の納豆が一味違うごちそう小鉢に変わります。
- 香りを足したいときは大葉を乗せる:青じその香りは加熱すると飛んでしまうため、和える段階では入れません。食べる直前に器へ盛り、刻んだ大葉を上から乗せると香りが立ちます。
まとめ:ホットクックで蒸すだけで、ツンとした辛味のない極上の自家製常備菜に
生のにんにくを調理すると火加減が難しく、焦がしてしまったり辛味が抜けきらなかったりします。
ホットクックの蒸し機能を活用すれば、蒸気で包み込むように均一に熱を通せるため、失敗なくホクホクの食感に仕上げられます。
週末や時間のある時にまとめて仕込んでおけば、毎日の食卓の箸休めやお酒のおつまみとして重宝する一品です。
にんにくが手に入った際は、ぜひ一度試してみてください。
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