ホットクックを買ったばかりの頃、僕が一番困ったのは「で、結局、何から作ればいいの?」という問題でした。
付属のレシピブックを開くと、膨大なメニューが並んでいますが、中には下準備が面倒なものや、好みが分かれそうなものも混ざっています。「失敗したくない」と思えば思うほど、どれを選べばいいか分からなくなってしまうんですよね。
僕は約10年前、妻の妊娠を機にホットクックを導入しました。
当時の料理経験はゼロ。包丁を握る手もおぼつかない状態からのスタートでした。
そこから10年間、ほぼ毎日使い続けて分かったのは、「定番の数皿」を確実に作れるようになるのが、一番の近道だということです。
今回は、料理初心者がまず最初に作ってみるべき、失敗しにくく、かつ家族に喜ばれる「鉄板の5品」を紹介します。選んだ基準は、以下の3点に絞りました。
- 誰が作っても味が安定すること(再現性)
- 子どもや家族が食べやすい味付けであること
- 「わざわざホットクックを使う意味」があること
第1位:無水カレー

ホットクックの凄さを体感するのに、これ以上のメニューはありません。
野菜から出る水分だけで煮込むため、水を入れる必要がなく、材料を切ってカレールーと一緒に放り込むだけ。
これだけで、いつもの市販ルーを使っているはずなのに、普通の鍋で作るのとは明らかに違う「濃厚なコク」が出ます。玉ねぎやトマトの甘みがしっかり溶け出すので、辛口が苦手な子どもたちも「美味しい!」とおかわりしてくれます。
「水加減」という最大の失敗ポイントがないため、最初の一歩には最適です。
第2位:鶏の照り焼き

フライパンで作ると、中まで火が通っているか不安になったり、タレが焦げ付いたりと、意外に難しい照り焼き。でもホットクックなら「放置」で終わります。
鶏もも肉に調味料(醤油、酒、砂糖)を揉み込んで、スイッチを入れるだけ。仕込みは5分もかかりません。
最大の強みは、お肉が硬くならないこと。密閉して加熱するので、驚くほどしっとり柔らかく仕上がります。
冷めても柔らかさが続くため、翌日のお弁当のおかずとしても最強の戦力になります。
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第3位:豚の角煮

少し時間はかかりますが、「切って入れるだけ」でプロに近い仕上がりになるメニューです。
豚バラブロックを切って、一度下茹でしてから調味料で煮込む。作業自体は単純ですが、仕上がりは箸で切れるほどトロトロになります。
料理の技術がなくても、ボタン一つでこのクオリティが出せるというのは、料理初心者にとって大きな自信になります。
「手間はかけたくないけど、今日はちょっといい物を作りたい」。そんな日の食卓を華やかにしてくれます。
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第4位:豚汁

毎日の食事作りを楽にするために、豚汁は外せません。
冷蔵庫にある根菜、豚肉、油揚げなど、適当な材料を詰め込むだけで完成します。
ホットクックで豚汁を作る最大のメリットは、アク取りや火加減の監視が一切不要なことです。スイッチを押してからの35分間、台所を離れてお風呂掃除をしたり、子どもと遊んだりできます。
予約調理にも対応しているので、朝にセットしておけば、帰宅してすぐに熱々の具沢山汁物が待っています。これがどれだけ心の支えになるか……!
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第5位:味噌汁

地味ですが、僕が10年間で最も活用しているのが、この普通の味噌汁です。
ホットクックは根菜を加熱するのが得意なので、大根や人参が非常に柔らかく、甘く仕上がります。
忙しい朝や、仕事で疲れ果てた夜でも、とりあえず野菜を切って放り込んでおけば、一食分の栄養は確保できる。そんな安心感が、日々の運用を支えてくれます。
まとめ:この5つがあれば、食事作りは回る
最後に、5つのレシピを振り返ります。
僕は最初の半年間、ほぼこの5つのメニューのローテーションで過ごしました。
カレーや照り焼きで家族の食事を確保し、たまに角煮でクオリティを上げ、毎日の豚汁と味噌汁で野菜を摂る。
これだけで、料理未経験からでもホットクックを「道具」として使いこなせるようになります。難しい技術は必要ありません。材料を切って、調味料を入れて、ボタンを押す。その習慣ができるだけで、台所に立つストレスは大幅に減ります。
約10年間使い続けて僕が出した結論は、ホットクックは「料理を楽しむための道具」というより、「日々のタスクを確実にこなし、家族との時間を生み出すための強力な相棒」だということです。
