「パパが料理なんてできるの?」
約10年前、長女を授かったばかりの僕に聞いたら、きっと苦笑いして目を逸らしていたと思います。
当時の僕は、介護職で三交代制の勤務。生活リズムはボロボロ。
料理は100%妻任せ。僕はせいぜい、言われた時にリンゴの皮を剥くくらい。
そんな僕が、今では3人の子どもたちに「パパの照り焼き、最高!」と言わせ、妻に「ホットクック買って本当によかったね」と感謝されています。
料理経験値ゼロだった僕が、ホットクックと一緒にどうやって子育ての修羅場を乗り切ったのか。その約10年間のリアルな体験談をお話しします。
始まりは、妻のひどいつわりと自分の無力感
きっかけは、妻の妊娠でした。
あんなに元気だった妻が、つわりで横になったまま動けない。
キッチンから漂うご飯の匂いすら辛いという状況。
「自分が作らなきゃいけない」
分かってはいても、何を作ればいいのか、どう火加減を調節すればいいのか、さっぱり分からない。
コンビニ弁当を買ってきても、妻は食べられない。
「このままじゃダメだ」
そんな時、たまたま見たのが2016年の年末に放送されたアメトーーク!でした。
チュートリアルの徳井さんが、力説している姿を見て、「これしかない」と直感したんです。
「切って入れるだけで、あとは勝手にやってくれる」
その言葉に縋るように、その後発売された無線LAN対応モデル(KN-HW24C)を購入しました。
里帰りなし、初めての育児を支えた「放置」の力
うちは里帰り出産をしませんでした。
退院したその日から、赤ちゃんと妻、そして僕の3人暮らしがスタート。
初めての育児は、想像を絶する忙しさでした。
赤ちゃんが泣き、オムツを替え、抱っこして……。
そんな中で「火の前に立って、焦げないように鍋を混ぜる」なんて、物理的に不可能です。
ホットクックが神様に見えたのは、まさにこの時。
「スイッチを押したら、あとは子どもを抱っこしていればいい」
火加減を気にせず、離乳食用の野菜を蒸したり、具沢山の味噌汁を作ったり。
コンロの前に立たなくていいという「自由」が、僕たちの睡眠不足と心の余裕をギリギリのところで支えてくれました。
介護職の三交代制、夜勤明けを救った「予約調理」
当時の僕の勤務は、早番・遅番・夜勤の繰り返し。
一番辛かったのは、夜勤明け。
フラフラで帰宅して、お腹を空かせている家族のためにフライパンを振る元気なんて、1ミリも残っていません。
そこで大活躍したのが「予約調理」でした。
朝、仕事に行く前に5分でカレーの具材を放り込み、帰宅時間に合わせて予約する。
玄関を開けた瞬間、ふわっと漂うカレーの匂い。
「あ、誰かが自分のためにご飯を作って待っていてくれた……」
(実際には数時間前の自分がセットしただけなのですが)
その匂いだけで、仕事の疲れが半分くらい吹き飛ぶような気がしたものです。
3人目の育休。パパが「料理担当」を胸を張って引き受けられた理由
時が経ち、子どもは3人に。
僕は3人目の時に、1ヶ月半の育休を取りました。
「その間、ご飯は全部俺が作るから」
料理経験ゼロだった男が、そんな大口を叩けたのは、紛れもなくホットクックがあったからです。
味噌汁は毎日。主菜は週に数回ホットクックにお任せ。
育休中、妻にはしっかり休んでもらい、僕は「パパの照り焼きチキン」を定番メニューに昇格させました。
子どもたちが「パパの料理、美味しい!」と食べてくれる。
その姿を見て、妻がニコニコしている。
「お母さんの笑顔こそが、子どもたちにとって一番の安心」
僕が家事をやる最大の目的は、ここにあると確信した瞬間でした。
結論:ホットクックは、料理を作る道具ではなく「時間」を作る道具
約10年間使い続けて確信していることがあります。
ホットクックが作ってくれるのは、料理だけではありません。
- 子どもをゆっくりお風呂に入れる時間
- 夜勤明けに少しだけ横になれる時間
- 妻とゆっくり会話ができる時間
これらを作ってくれるのが、ホットクックの本当の価値です。
もし「パパが料理なんて無理」と思っているなら、それはあなたのスキルのせいではありません。道具が足りないだけです。
料理が苦手でも、家族を笑顔にすることはできます。
1日20分の余裕が、パパとママの心の余裕に変わる。
そのための5万円は、僕にとって人生で一番安い投資だったと思います。
