「ホットクックって、本当にスイッチ押すだけで失敗しないの?」
よく聞かれますが、約10年使い倒している僕から正直に言わせてください。
……普通に失敗します!
ただ、ホットクックの失敗って「焦げて食べられない」というより、「なんか想像と違う仕上がりになる」という、ちょっとしたズレが多いんです。
僕は約10年前、妻(長女を妊娠中)のつわりをきっかけに「これからは自分が料理を作らなきゃ」と決意しました。
当時放送された『アメトーーク!』で家電芸人が絶賛しているのを見て衝撃を受け、その後発売されたKN-HW24C(2.4Lモデル)を購入。当時は包丁の持ち方すら怪しい料理経験値ゼロのパパでした。
そんな僕が、3人の子どもたちに毎日ごはんを作る中で積み上げてきた「リアルな失敗談」と、その対策を紹介します。これから導入を考えているパパ・ママの参考になれば嬉しいです!
失敗①:「玉ねぎ1個」のサイズがわからず味がボヤけた
これは料理初心者のパパあるあるだと思うのですが、レシピの「玉ねぎ1個」って、ハードル高くないですか?
スーパーに行くと、握りこぶしより大きい玉ねぎもあれば、テニスボールくらいの小さいものもある。
最初に無水カレーを作った時、僕は「1個は1個だろ」と深く考えずに小さい玉ねぎを使いました。
結果、びっくりするくらい味が薄い。
ホットクックは野菜の水分だけで作る「無水調理」が真骨頂。だからこそ、野菜の量と調味料のバランスが数パーセントずれるだけで、味がダイレクトにボヤけてしまうんです。
【対策】初心者は「個数」ではなく「グラム」を信じよう!
料理に慣れるまでは、個数ではなく重さで量るのが確実です。
一般的に「玉ねぎ1個=約200g」が目安。
僕は1,000円くらいのキッチンスケールを買ってから、味がピタッと安定するようになりました。
失敗②:欲望に負けて「MAX線」を無視し、加熱ムラが発生
うちは子どもが3人。どうしても「一気にたくさん作って、明日も楽したい!」という欲望に勝てない時があります。
豚バラや白菜など、かさばる食材を「押し込めばいけるでしょ!」と無理やり詰め込んで蓋を閉めたことが何度もありました。
結果、上の方は半生、下の方はクタクタという「加熱ムラの激しい料理」が完成。
最悪の場合、蒸気口から煮汁が吹きこぼれて掃除が地獄になります。
【対策】余った食材は「翌日の味噌汁」へ回す
内鍋の「MAX」の線は絶対です。
もし食材が余ってしまったら、無理に詰め込まずに別のボウルに避けておきましょう。
我が家では、その余り物を「翌日のホットクック味噌汁」の具材にするのが定番です。これなら無駄にならないし、翌日の準備も楽になります。
失敗③:ステンレス内鍋の「こびりつき」を放置して絶望した
僕の持っている旧モデル(C型)は内鍋がステンレス製です。
無水カレーや煮物を作ると、底にびっしりと「こびりつき」が発生します。
初めてカレーを作った後の内鍋を見て、「これ、もう一生落ちないんじゃないか……」と絶望したのを覚えています(笑)。
【対策】お湯放置 + 激落ちくん +(最終手段)フッ素内鍋
ステンレスはとにかく丈夫。なので、以下のコンボで解決します。
- 重曹を入れてお湯で煮立たせる(またはお湯を張って一晩置く)
- メラミンスポンジ(激落ちくん)でガシガシ擦る
ステンレス内鍋は10年近く使っても劣化しないのがメリットですが、どうしても洗うのが面倒な人は、最新モデルの「フッ素加工内鍋」だけを買い足すのが最強の解決策です。
失敗④:ホットクックに「香ばしさ」を求めてしまった
これが一番の「期待値の失敗」でした。
ホットクックで豚の生姜焼きを作った時、「食べられるけど、なんか違う……」となったんです。
ホットクックが得意なのは「煮る」「蒸す」。
対して、フライパンが得意なのは「焼く」「炒める」。
ホットクックで作る生姜焼きは、正確には「生姜風味の煮物」になります。フライパンで焼いた時のあのパリッとした香ばしさは、構造上出せません。
【対策】「煮込み」はホットクック、「焼き」はフライパンで使い分ける
「なんでもホットクックで作ろう」と思わないことが、挫折しないコツです。
- ホットクック: 無水カレー、味噌汁、ポトフ、煮魚、手羽元の煮込み
- フライパン: 生姜焼き、餃子、ステーキ、チャーハン
この使い分けができるようになってから、食卓の満足度が劇的に上がりました。
失敗⑤:19時のZoom会議直前に仕込んで、予約設定をミスる
パパの在宅勤務あるあるです。
「会議が始まる前に仕込んじゃおう!」と焦ってセットし、予約時間を間違えたり、そもそも「スタートボタン」を押し忘れたり……。
会議が終わって、お腹を空かせた子どもたちとキッチンへ行き、蓋を開けた時の「生肉のままの静寂」はトラウマ級です。
【対策】「スマホ連携」と「指差し確認」をルーティンに
最新のホットクックならスマホで予約時間の変更ができますが、僕のような旧モデル勢は「指差し確認」しかありません。
- 予約時間は合っているか?
- まぜ技ユニットは付けたか?
- 最後に「スタート」を押したか?
この3点を会議前に必ずチェックする。これだけでパパの尊厳は守られます。
まとめ:失敗があるから、愛着がわく
約10年間の失敗を振り返ってみましたが、どれも今となっては「いい経験」です。
むしろ、これくらいの失敗で済むのがホットクックの凄さだと思っています。
フライパンなら焦がして火事になるリスクもありますが、ホットクックなら「ちょっと味が薄いね」で笑って済ませられる。この「安心感」こそが、料理未経験だった僕を10年間支えてくれた正体です。
もし「使いこなせるか不安」で迷っているなら、まずはレンタルで1週間だけ試してみるのが一番賢い選択です。
僕もいまだに「あちゃー」って思うこと、あります(笑)。でも、そんな失敗さえ笑いに変えてくれるのが、ホットクックのいいところ。
完璧を目指さず、まずは「今日はホットクックに甘えちゃおう」くらいの気楽な気持ちで、一緒にパパ料理を楽しんでいきましょう!
