ホットクックを約10年使い続けた本音レビュー|料理初心者のパパが感じたリアルなメリット・デメリット

当ページのリンクには広告が含まれています。
料理をするお父さん

「ホットクックって本当に便利なの?」「買っても使わなくならない?」

そう思っている方、多いんじゃないでしょうか。

僕も最初はそうでした。
正直、料理なんてしたことなかったし、調理家電に4〜5万円も出すのはかなり勇気がいりました。

でも、あれから約10年。
2017年にKN-HW24Cを買って、今でも現役でほぼ毎日使っています。

この記事では、料理経験ゼロだった僕が10年間ホットクックを使い続けて感じた「本音」を、良いところも悪いところも包み隠さず書きます。

購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです。

照り焼きソースがたっぷりかかった鶏肉の盛り付け

照り焼きソースがたっぷりかかった鶏肉の盛り付け。こういう料理が、料理経験ゼロの僕でも作れるようになりました。

目次

ホットクックを買ったきっかけ|アメトーークで衝撃を受けた

僕がホットクックに出会ったのは、約10年前、長女を授かった頃でした。

それまで料理は完全に妻まかせ。
包丁の持ち方もあやしいレベルで、作れるものといえばカップ麺くらい。

でも、妻のつわりがひどくて「さすがに自分が作らないとまずいな」と思ったんです。

そんな時、2016年の年末に放送されたアメトーーク!の「家電芸人」で、ホットクックが紹介されていました。
チュートリアルの徳井さんが、「材料を入れてボタンを押すだけで料理ができる」とプレゼンしているのを見て、衝撃を受けました。

「これしかない」

正直、他の圧力鍋とか電気調理鍋とか、比較検討は一切していません。
その言葉に縋るように、その後発売された無線LAN対応モデル(KN-HW24C)を購入しました。

奥さんの反応

最初は「え、5万もするの?」みたいな反応でした。
まあ、料理もしたことない夫がいきなり高い調理家電を買うと言い出したら、そうなりますよね。

でも、実際に使い始めてからは一変。
「これは本当に買ってよかった」と言ってくれました。今では我が家の戦友です。

ホットクック以前の食事事情|ヨシケイを使っていた

ホットクックを買う前は、「ヨシケイ」という宅配食材サービスを使っていました。

必要な食材がレシピと一緒に届くので、献立を考える必要がない。
ヨシケイ自体は悪くなかったんですが、一つだけ不満がありました。

自分が好きなものを作れない。

届いた食材で決められたメニューを作るので、「今日はカレーが食べたいな」と思っても作れない。
ホットクックに切り替えてからは、自分で好きな料理を選べるようになったのが大きかったです。

最初に作った料理|無水カレーに感動した

ホットクックで最初に作ったのは、無水カレーでした。

材料を切って、調味料と一緒に内鍋に入れて、ボタンを押す。
それだけで、水を一滴も加えていないのに、野菜の水分だけでカレーができる。

食べてみて、びっくりしました。
「これ、自分で作ったの?」というくらい美味しい。

妻も「おいしい」と言ってくれて、正直ホッとしました。
料理経験ゼロの人間が初めて作った料理で「おいしい」と言ってもらえたのは、ホットクックのおかげです。

皿に盛られた豚肉と野菜のカレーとご飯

10年使って感じた「良いところ」5つ

1. 料理を知らなくても、ちゃんと作れる

これが一番大きいです。

僕のように料理経験がゼロでも、レシピ通りに材料を切って入れれば、ちゃんとした料理ができます。
火加減も時間も全部ホットクックが管理してくれるので、焦がす心配もなし。

子どもが3人いますが、鶏の照り焼きは特に子どもたちに大人気で、週1回は必ず作っています。
「パパの照り焼き」が定番メニューになったのは、ちょっと嬉しいです。

2. 「ほったらかし」が本当にできる

スイッチを押したら、あとは放っておくだけ。

これがどれだけありがたいか、在宅勤務をしている僕には身に沁みて分かります。

僕の場合、昼のうちにまず味噌汁を仕込みます。
味噌汁ができたら別の鍋に移して、今度は夕飯の主菜をホットクックにセット。
ホットクックが調理している間に、仕事の続きができる。

3. 味が安定する

ホットクックは温度と時間を自動で管理してくれるので、毎回ほぼ同じ味に仕上がります。

これは料理初心者にとってはありがたい。
「昨日は美味しかったのに今日は微妙」ということが起きにくいんです。

分量さえ間違えなければ、安定して美味しいものができる。
逆に分量を間違えると途端に味がぼんやりしますが、それは後述します。

4. 予約調理が地味に便利

朝に材料をセットして予約しておけば、夕方には出来上がっている。

仕事が忙しくて料理する時間がない日でも、温かいごはんが食卓に並ぶ。
これは家族にとっても安心感があります。

5. 洗い物が少ない

フライパンや鍋をいくつも使う必要がないので、洗い物が圧倒的に少ないです。

内鍋とまぜ技ユニット、内ぶたを洗うだけ。
料理のハードルが下がるだけでなく、後片付けのハードルも下がります。

器に盛り付けられたウインナー入り野菜スープ。パセリがトッピングされている

器に盛り付けられたウインナー入り野菜スープ。こんな料理もスイッチひとつで完成します。

10年使って感じた「正直なデメリット」4つ

良いところだけ書いても信用されないと思うので、デメリットも正直に書きます。

1. 場所を取る

KN-HW24C(2.4Lタイプ)はそこそこ大きいです。

キッチンの棚やカウンターに常設する前提で、ある程度のスペースが必要。
一人暮らしのワンルームだと、置き場所に困るかもしれません。

うちは炊飯器の隣に置いていますが、最初は「でかいな…」と思いました。

2. 「焼き目」はつかない

ホットクックは煮る・蒸す・炒めるはできますが、「カリッとした焼き目」は苦手です。

照り焼きチキンも美味しく作れますが、フライパンで焼いたようなパリッとした皮の食感は出ません。
「焼き料理」が好きな人は、フライパンとの使い分けが必要です。

うちではホットクックで作らない日は、冷凍餃子を焼いたり、お肉をフライパンで焼いたりしています。
あとヘルシオのウォーターオーブンレンジも使っていて、焼き料理はそっちに任せることもあります。

3. 1台だと回せない時がある

これは10年使って感じた一番のデメリットかもしれません。

味噌汁と主菜を同時に作りたい時、ホットクックが1台だと順番に作るしかない。
僕の場合は昼に味噌汁→別鍋に移す→夕方に主菜、という運用で回していますが、正直2台あればもっと楽です。

2台持ちの人も多いみたいですし、僕ももう1台欲しいなと思っています。
味噌汁と主菜が同時にできたら、かなり時間の使い方が変わるはずです。

4. レシピ検索が少し面倒

公式のレシピ集はありますが、「こういうのが作りたい」と思った時に、ネットで探しても情報が限られていることがあります。

特に導入当初(2017年頃)は今よりも情報が少なくて、試行錯誤しながら作っていました。
最近はレシピサイトやSNSで情報が増えてきたので、だいぶ楽になりましたが。

僕のリアルな使い方|在宅パパの1日

参考までに、僕の普段の使い方を紹介します。

時間やること
12:00頃昼の仕事の合間に味噌汁を仕込む
12:45頃味噌汁完成→別の鍋に移す
17:00頃夕飯の主菜をホットクックにセット
17:45頃主菜完成→盛り付け
18:00頃家族で夕食

ポイントは、味噌汁をホットクックで作って別鍋に移すこと。
こうすることで、1台のホットクックでも昼と夜の2回使える。

味噌汁はほぼ毎日、主菜は週3〜4回ホットクックで回しています。

よく作るメニューTOP3

1. 鶏の照り焼き

照り焼きソースがたっぷりかかった鶏肉の盛り付け

子どもたちが大好き。週1は確実に作る我が家のエースです。

👉 ホットクックで作る【照り焼きチキン】しっとり柔らか!黄金比の人気レシピ

2. 味噌汁

完成した味噌スープを盛り付けた器

具だくさんにすれば、これだけで栄養バランスが取れる「飲むサラダ」です。

👉 ホットクックで味噌汁|具だくさんで栄養満点の簡単レシピ

3. カレー

皿に盛られた豚肉と野菜のカレーとご飯

無水カレーは我が家の定番。野菜の甘みがすごくて、市販ルーでも別格の味になります。

👉 簡単!ホットクックで【しっとり無水カレー】の作り方

10年間で一番失敗したこと

正直に言うと、大きな失敗はあまりないです。
レシピ通りに作れば、基本的に失敗しないのがホットクックの良いところなので。

ただ、一つだけ。

分量をちゃんと量らなかった時に、味が薄くなったことがあります。

「まあ、だいたいこのくらいでいいか」と目分量で調味料を入れたら、びっくりするくらい味がしなかった。
家族にも「今日のは味がしない」と言われました。

ホットクックは無水調理で素材の水分だけで作るので、調味料の分量が味にダイレクトに影響します。
ここだけはちゃんと量るのが大事です。

逆に言えば、分量さえ守れば失敗しない。
料理初心者でも安心して使えます。

KN-HW24Cを10年使った「経年劣化」は?

約10年間、ほぼ毎日使っていますが、壊れる気配はありません。

KN-HW24Cはステンレス内鍋なので、フッ素加工のように剥がれる心配がありません。
10年使っても内鍋はまだまだ現役。ステンレスは丈夫なので、ゴシゴシ洗っても問題ないのが良いところです。

まぜ技ユニットも問題なく動いています。
本体の動作も購入時と変わりなく、快調そのもの。
10年で元は十分すぎるほど取れたと思います。

ちなみに最近の新しいモデル(G型以降)はフッ素コーティングの内鍋になっていて、汚れが落ちやすくなっているみたいです。
ステンレスはステンレスで丈夫さがあるので、どちらも一長一短ですね。

気になる電気代は?|月400〜500円で収まる

「ホットクック使うと電気代どうなの?」と聞かれることがあるので、まとめておきます。

現在の標準的な電気料金(31円/kWh)で計算した、2.4Lタイプの目安です。

調理にかかる電気代

メニュー1回あたりの電気代
副菜(きんぴら・煮物など)約3〜7円
メイン(カレー・肉じゃがなど)約10〜20円
長時間煮込み(おでん・牛すじなど)約20〜30円

ガスコンロで1時間煮込むと約20〜35円ほどかかるので、ホットクックの方が安く済むことが多いです。

保温にかかる電気代

保温時間電気代
1時間約1円
3時間約3円
12時間約10〜12円

長時間保温しても、缶コーヒー1本より安い。

予約調理の場合

朝セットして12時間後に完成するように予約した場合、1回あたり約20〜25円
ずっとフルパワーで加熱しているわけではなく、腐敗防止の温度キープなので、12時間でもこの程度です。

毎日1回調理して、数時間保温しても、月額の電気代は約400〜500円。
外食を1回やめるだけでお釣りがきます。

お金の話|ヨシケイ→ホットクックで大きく変わった

ここが一番リアルな話です。

ホットクックを導入してから、外食やコンビニ弁当はほぼ行かなくなりました。
月に1回お弁当を買うかどうか、というレベル。

以前使っていたヨシケイの宅配サービスも解約。
ヨシケイは大人2人分で1食あたり約1,500円、週5日で約7,400円かかっていました。月にすると約3万円の出費です。

ホットクックに切り替えてからは、スーパーで好きな食材を買って好きな料理を作る。
食材費は自分でコントロールできるので、工夫次第で節約もできます。

ホットクック本体が4〜5万だとして、10年間毎日使えば1日あたり約13円。
ヨシケイとの差額を考えれば、数ヶ月で元が取れた計算です。

家族の変化|妻の負担が減り、パパの役割が増えた

これは金額では測れないメリットです。

ホットクックを買う前は、料理は完全に妻任せ。
妊娠中のつわりの時期も、妻に頼らざるを得ない場面がありました。

ホットクックがあることで、僕が料理を担当できるようになった。
ご飯のことで妻に依存しなくなったのは、家族にとって大きな変化だったと思います。

料理をしている間(ホットクックが調理中)は、子どもたちをお風呂に入れたり、一緒に遊んだりできる。
3人の子育てをしながら在宅で仕事をしている僕にとって、この「ながら調理」は本当に救いです。

10年使って変わったこと|レシピ通りから「自分流」へ

10年間も使っていると、少しずつ変化があります。

最初の頃はレシピ通りに忠実に作るだけでした。
分量を量って、手順通りにやって、出来上がりを待つ。

でも最近は、色んなレシピを試すようになりました。
公式レシピ以外にも、SNSやレシピサイトで見つけたアレンジを試してみる。

今後は自分でオリジナルのアレンジができるようになりたいなと思っています。
10年使ってもまだ進化の余地がある。それだけ奥が深い家電です。

結局、ホットクックは「買い」なのか?

10年使った結論を言います。

料理が苦手な人、忙しい人、子育て中の人には、間違いなく「買い」です。

僕のように料理経験ゼロでも、毎日の食事をなんとかできるようになりました。
子どもが3人いますが、妻が二人目、三人目を妊娠した時も、ホットクックがあったから乗り越えられたと思っています。

4〜5万円という値段は決して安くない。
でも、10年間毎日使えば1日あたり約13円。
外食や宅配サービスの出費が減ったことを考えると、完全に元は取れています。

電気代も月400〜500円。ガスコンロより安いくらいです。

もし「高くて買えない」「使いこなせるか不安」という方は、レンタルで試してみるのもありです。
実際に1〜2週間使ってみて、自分の生活に合うかどうか確かめてから買うのが一番失敗しません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次